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パードゥン動物記 1 ハツカネズミ

二十日鼠(ハツカネズミ)

ネズミ科
ネズミ目
ハツカネズミ属

ハツカネズミ
体調約10cm弱のネズミ科ネズミ目ハツカネズミ属に属する小動物である。
ハツカネズミは二十日鼠であり、その名の由来は20日で成熟し繁殖できるところにある。
その繁殖能力は高く、20日間で世代が変わることから実験での被検体として扱われることは広く知られている。
また、「ねずみ算」の語源が20日毎に爆発的に増えるハツカネズミの様子にあることは言うまでもない。

しかしながら、二十日鼠の二十日の意味に異を唱える学者も多い。
一般に知られてはいないが、ハツカネズミは極々稀に知的能力、身体的能力の極めて高い個体が確認されている。
とある研究機関の調査結果によると、上記の個体は特別な個体ではなく、あらゆるハツカネズミがもつ能力であることが確認された。
その能力はハツカネズミに備わる自己防衛、または種の保存のためであると考えられ、天敵である捕食者(猫、猛禽等)に襲われた際の極度の緊張状態、極度に過剰なアドレナリンの分泌により発動する。
常態時、回し車を80~90rpmにて回転させていた個体が能力発動時、25000~30000rpmで回転させたという記録が残っている。また、当時最強と言われた囲碁のコンピューターと対戦し、1時間36分で勝利したことも記憶に新しい。囲碁のルールを理解することにも脱帽するが、その応用力、判断能力には驚愕である。
上記の結果より能力発動時、ハツカネズミは陸上最強の哺乳類と言っても過言ではない。

しかし、この強大すぎる力はハツカネズミに対しても利点のみではない。約10cm弱という極小の体格に対しあまりにも絶大な負荷が加わると考えられ、能力を発動させたハツカネズミは約20日でその命を散らす。
察しの良い読者は気づかれたと思うが、二十日鼠の二十日の語源はハツカネズミの短い生涯を指しているという意見がやや支配的である。

生命を育む神聖な能力を捨て去ることで、短い期間ではあるが究極の生物として命を刈り取る悪魔の能力を得るハツカネズミ。
その力強くも儚い生き様の上に今日のハツカネズミの繁栄があると筆者は思わずにはいれない。


注…全てフィクションである

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テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

2017.04.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | パードゥン動物記



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にゃみーご

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